はじめまして。
このホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
Kato Piano Studioの運営者の加藤菜々日(かとうななか)です。
私は幼い頃、母が弾くショパン「小犬のワルツ」が大好きでした。
鍵盤の上をクルクルと動く指が面白くてはしゃいでいたのを覚えています。
よくわからないけど、なんか楽しい。
それがピアノへの第一印象だったと思います。
しかし、母に「ピアノを習いたい」と伝えても、当時飽きっぽい性格の私にうんざりしていた母からの許可は当然おりませんでした。
でも諦めきれない私は、数ヶ月駄々を捏ねた結果、5歳直前にしていよいよレッスンに通える事になりました。
初めての習い事、初めてのレッスン、初めてのグランドピアノ。
鍵盤でメロディーを奏でるという経験は、とても興奮しました。
そして、もっとピアノが好きになりました。
どんなふうに弾いたら気持ちが伝わるかな?
ここはどうゆう指を使えば良いんだろう?
不思議な事に、ピアノを前にして考えることは、5歳も今も同じです。
ピアノという楽器はある意味「押せば音が鳴る」ものですが、その音色の数は計り知れません。
一人ひとりが異なる音色を持っていて、それはその人にしか奏でられない音です。
嬉しいこと、悲しいこと、様々な経験とともに音楽は成長できるものだと思っています。
好きな音楽を自分の指で表現できたら、あるいは自由に響かせることができたら。
皆様と一緒に音を感じる時間を心より楽しみにしております。
加藤菜々日
北海道札幌市出身。左利き。
4歳よりピアノを始める。立命館慶祥高等学校在学中、第23回音楽コンクール全国大会最優秀賞受賞。高校卒業とともに進学のため上京。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業、同大学院音楽研究科器楽専攻修了。在学中、第37回家永ピアノオーディション合格、披露コンサート出演。第45回国際芸術連盟新人オーディション合格、新人披露コンサート出演。第6回ベーテンピアノコンクー ル全国大会第3位。その他多数のコンクールでも功績を残す。
2015年5月、音楽の友ホールにてジョイントコンサートに出演し、ロシア音楽を中心としたプログラムで好評を博す。大学院修了後は山野楽器ヤマノミュージックサロンにてピアノ講師として後進の指導にあたる傍ら、室内楽、伴奏法を学んだ経験を活かして伴奏者としても積極的に活動。
ピアニストとして、ザ・プリンスパークタワー東京でのソロ演奏やホテルラウンジ、ライブハウス、バーなど様々なステージにて演奏したり映画やファッションショーへの楽曲と音源提供など多岐にわたって精力的に活動している。